あの猛毒はワサビが大の苦手 !

南米地方に生息する強毒性の特定外来生物「ヒアリ」は、ワサビが大の苦手で
あることが、日本人によって突き止められた。


　　　　　　　　　　　　
ワサビに含まれている辛み成分「アリルイソチオシアネート」が、減退するのに
大きな効果があるそうだ。
「アリルイソチオシアネート」については、今までも防虫や抗菌効果があることは
わかっていたが、揮発性が高く効用が長時間維持できない難点があった。


　　　　　　　　　　　　
しかし、関西のベンチャー企業が、「アリルイソチオシアネート」成分が徐々に
放出されるマイクロカプセルと、シート状にしたものを製品化した。

実際に「ヒアリ」の巣が多くある台湾で実験すると、「ヒアリ」が死んだり逃げ出したり
することを確認することが出来た。

環境省も「天然成分を由来しており環境、健康にもほとんど影響が少ない優れた
手法で、薬剤よりも扱いやすい。ヒアリ対策の国際基準になるのでは・・」と
絶賛している。