世界の松井秀喜と、世界の北野武 (ビートたけし)
「消費料金に関する訴訟最終報告のお知らせ」というハガキが、最近筆者のところに
何度か郵送されてきた。
このコラムを読まれた方の中にも、送られて来たことがいるのではないだろうか?
発送先の名称は「法務局管轄支局 訴訟最終通告センター」と書かれている。
このハガキは架空請求者の「詐欺」です ! !
法務省や消費者センターも、その詐欺行為に注意を呼び掛けている。
ここで、この手口の幼稚さを指摘したいと思う。
①法務省では、「管轄支局」という名称を使うことは一切ない。
②通常、民事訴訟の訴状が提出される場合は、「特別送達」と記載された裁判所の
名前が記された封書で、裁判所から郵送される。
③「特別送達」は、郵便局職員が直接手渡す規定となっており
郵便受けに投げ込むことはあり得ない。
④この詐欺ハガキの消印を見ると、法務省のある場所以外のものとなっている。
筆者の場合は、「豊島区池袋」であった。
このような幼稚な行為でも、信用してしまう人が後を絶たず100~200万円を
だまし取られているそうだ。
それも年々、その被害者が増えているらしい。
また、アマゾンを名乗って架空請求(未納料金)がメールで届くことも最近増えている。
これも筆者の方に、2回ほどスマホの方にメールが送られてきた。
いずれのケースも「無視」し、破棄または削除することである。
決して記載されている連絡先には、連絡しないことである。
それでも心配な方は、お近くの警察、消費者センター、法務省に相談、通報した方がよいと思う。
幼稚な懲りない連中を、一切無視することである。