進む高齢化の現実
数日前に、プリントシール機械を製造する会社が裁判所に自己破産の申請手続きを
行った。
同社は、1990年代に高校生を中心に起きた「プリクラブーム」で事業を拡大してきたが
その後のスマホの拡大、少子化、ゲームセンターの激減・・時代の流れには勝てなかった。
地域観光資源を活用した「ご当地プリクラシール機」を開発し、復活を目指したが
事業再生には繋がらなかった。
いずれものプリントシール機製造会社も、苦戦が続いているらしいとのこと。
発想の転換で、これまで培った技術で新たな事業に転換するか?
それとも、新しいニーズ、市場を掘り起こすか?
厳しい選択が迫っている。
「プリクラ」という言葉自体、今では懐かしい響きとなっている。
ポケベル、テレホンカード、カード電卓と同じ道を進むのであろうか?