95年前の今日は「暗黒の木曜日」であった
森永製菓社は、同社の「チョコフレーク」を来年春で生産を終了すると発表した。
1967年に販売を開始し、甘くて軽い食感が人気を呼び、筆者も子供の頃母親に
ねだって買ってもらった記憶がある。
生産中止の背景には、「ながら食べ」の習慣が広がり、特にスマートフォンなどの
タッチパネルに触れながら食べると、指に付くチョコが邪魔になると敬遠されてきているらしい。
便利なために、消えていくお菓子の一つとなった。
また、カカオ成分の多い苦めのチョコが好まれる、消費者嗜好の変化も影響しているようである。
近年では、スナック菓子の「カール」が東日本で販売中止。
戦前からあった「サイコロキャラメル」も、2年前に販売中止となっている。
時代の変化とともに、「消えるもの、新しく誕生するもの・・・」世の常であろうか?
ちなみに「チョコフレーク」は日清食品グールプの日清シスコ社が、コンビニ等の
プライベートブランドとして販売をしている。
こちらの方は、まだ生産を中止するという発表は無いそうだ。