なぜ、その企業は生き残ったのか ?
前回号の「どら焼きを1日6,000個販売する・ある老舗(高岡市)の戦略」での
謎解きは、以下の通り。
掲載した広告は以下のもの。
この改良のお知らせを、文字の順番を入れ替えても正しく読めてしまう
「タイポグリセミア現象」の手法を用いている。
実際は、以下の通り。
また細かな点でも改良と工夫を加え、さらに品質の向上を図った。
①電気からガスに焼き上げる
②今までの北海道産小豆に、比較的新しい品種である絹手亡を新たに加えブレンド
③パッケージに窒素を封入し、品質の維持機能性を高めた
どら焼きの売上と認知度向上に大きく貢献したこの戦略は、「富山ADC賞」を受賞。
この広告のデザインの他にも、したたかな情報発信戦略にも注目されている。