「透明」に色付く現代社会
例年以上に猛暑が予想される今年の夏。
そんな猛暑の夏なのに、いま全国各地で開設できない海水浴場が出てきている。
開設できない理由は、開設に必要な監視員や看護師が確保できないため。
最近では老人施設の開所が集中していることで看護師の確保が難航。
少子化で高校生・大学生の監視員も確保できない。
また、短期期間の契約のため求人募集を行ってもほとんど応募がない。
開設できないことは地域の賑わいを消失し、その地域の経済効果にも悪影響を及ぼす。
「少子高齢化」「人手不足」という言葉は、今では聞きなれた言葉となっているが
具体的な形で、私たちの足元に忍び寄って来ている。
そのうち「海水浴」という言葉も、過去の言葉になるのであろうか?