よりご理解をいただくために
このコラムでも何度かご紹介致しましたが、地球温暖化とともに、いま世界的規模の環境問題である「海洋ゴミ汚染・マイクロプラスチック問題」!
日本政府は、今後5年間の廃棄物政策をまとめあげた
「循環型社会形成推進基本計画」を閣議決定しました。
この中には、マイクロプラスチックなどの海洋ゴミ対策を強化する「プラスチック資源循環戦略」を新たに加え、来年6月に大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議までに戦略をまとめリーダーシップを発揮することを発表しました。(中川環境大臣)
今後は戦略の具体策や目標数値の設定の作業に入ります。
①使い捨て容器包装の使用削減
②使用済み製品の徹底した回収と再利用
③植物等を原料とするバイオプラスチックの実用化
を柱として取り組まれていくと考えられます。
先日カナダで開催された主要国7カ国首脳会議(G7サミット)では、「海洋プラスチック憲章」が示されましたが国民、経済界等への調整不足という理由で、日本と米国は署名せず同対策が進む欧州との認識の差が大きく浮き彫りとなりました。
この取り組み次第で、我が国の環境問題に対するリーダーシップの復活が問われます。
マイクロプラスチック問題に関するコラムは、以下の通りです。
「ストロー1本が自然分解されるのに、500年を要します !」
http://mbp-japan.com/ishikawa/kanazawa-ts/column/3954/
「私達が直面している新たな問題」
http://mbp-japan.com/ishikawa/kanazawa-ts/column/3991/