真珠養殖地が北上する・・
沖縄・石垣島より高速船で約60分のところに、日本最南端に位置する有人島の波照間島(はてるまじま)があります。
この空と海の青は「ハテルマブルー」とよばれ、1年を通して体感することができます。
島の周囲は約14.8㎞、人口は490名、年間の平均気温は24.1度。
1月が最寒月で平均気温18.8度、7月が最暖月で平均気温28.9度。
とても過ごしやすい島といえます。
緯度が低いために、日本国内では唯一南十字星を完全な形で見ることもできます。
意外にも、約3700年前より人が住んでいたことが遺跡の発掘調査から確認されています。
また、この島では、製造量が少ないことから入手困難で幻の泡盛とまで言われている「泡波」(あわなみ)という、銘柄が生産されています。
老夫婦が作っているため、いずれは生産が途絶えるのでは?と心配されています。
この島に渡ると「日本最南端の証」を、有料(500円)で入手することもできます。
日本最南端は、日々の雑念を忘れさせてくれ、青い空と海を独占できる孤島でした。