なるほど、なるほど
先日、今までに撮影した写真のデータを整理していたところ、思わぬ写真が出てきました。
来年3月で7年目をむかえようとする東日本大震災数日後の東京都内の様子を、撮影した写真です。
その時は必要あって都内に出向くこととなり羽田空港に着いたところ、空港ビル内の照明は殆ど消され、動く歩道も停止状態。いつもは混雑している空港も閑散としていました。
カレーショップも照明は消され、「カレーは提供できない、サンドイッチは提供可能」という趣旨の張り紙。
自動販売機も照明は全て消され、作動しているものには「営業中」の張り紙。
あの時は「何しろ省エネ! 電気の消費を抑えろ! 夏は電力不足で大変なことになる!」という言葉が、毎日飛びかっていました。
震災後の省エネ技術の進化向上等で、エネルギー等その分野の問題は改善しつつありますが、その後には多発する異常気候と、その甚大な被害など日本は新たな課題を突き付けられています。
私達の取り巻く環境問題は、行政機関に頼るばかりではなく、「自分達で出来ることはまずは自分たちで行動に移す」ことが、一番の近道のように感じます。
それにしても、最近はTVや新聞等からの「復興、廃炉、福島原発・・」という言葉を耳や目にすることが少なくなったと、感じるのは筆者だけでしょうか ?