駐車場不要の時代到来か?

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:つれづれ

弊社関連で所有している賃貸アパマン
中には14世帯に対し6台しか駐車場がないなんて物件もあるのですが
12台の青空駐車場や41世帯に対し60台以上分の駐車場を設けていたりするのですが
少しずつ異変(?)が起こっています。

駐車場が埋まらないのです。

「メーカーが絶対必要だから」と言って確保した駐車スペースの契約が
進まないどころか減ってきているのです。

駐車場の出入りがしにくい?
1台当たりスペースが狭い?
いいえ!
どうもそうではなさそうなのです。

答えは、ズバリ「車ばなれ」です。
車の位置づけが変わったのです。

コロナ禍でテレワークに切り替わったので車不要!
半導体不足で新車がいつ入って来るか分からないので車買わない!
収入減ったので減車!
健康増進歩け歩け!で車不要!
ガソリン代高いから車に乗れない!
安いレンタカーを必要な時に必要なだけ借りる!
少子高齢化でそもそもの需要が減っている。
ということでクルマを手放す又は買わない人たちが増えてきたのです。

これからさらにテレワークが普及するでしょう。
環境問題で自家用車を減らし公共交通機関を使うことが推奨されるでしょう。
そもそも土地が高いから駐車場を設けること自体が不採算のもとになる。
半導体だって、原油だっていつ解消するか分かりません。
そんな中でクルマの購入が急回復とは行きません。

便利な世の中は私たちの生活自体を大きく変えます。
そんな変わって行くものの中にクルマと駐車場
こんなものの位置づけも変わってくるのでしょうね。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼