責任者の方いらっしゃいますか? ガチャン!!

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:つれづれ

連日かかってくる営業の電話

中にはN〇TやGoo〇leなど大手の名をかたり
「責任者の方はいらっしゃいますか?」と言って電話がかかってきます。

この「責任者の方はいらっしゃいますか?」の言葉に乗って電話に出ようものなら
長々とした会話の末に「この商品(サービス)を。。。」と営業されるので
たいていの場合は「いません」又は「ご用件をお聞きしますが」というのですが
この時の電話の向こうの対応がヒドイ
無言で「ガチャン!!」と盛大な音を立てて一方的に切られるか
又は「責任者の方でないとお話しできません!ガチャン!!」という腹いせ?とも思える対応を取られてしまいます。

恐らくテレアポイントの請負業者のスタッフなのだろうと思いますが
あなたは請け負った会社の名前を名乗っているのです。
受けた側はあなたのことなど記憶に残しませんが会社名は記憶に残します。

自分で自分(業界全体)の今後の営業をしにくくして置いて
腹いせに「ガチャン!!」を繰り返していては
いつまで経っても成果が上がる筈がありません。

テレアポ会社へ発注している会社はテレアポ会社の営業マンの懇切丁寧な営業トークを信じて仕事をお願いしているのに
実は自社の悪い評判のタネをまいているなどとは思ってもみていないことでしょう。

すべてとは言いませんがテレアポが成功しにくい理由は自ら作っていると言えるでしょう。
こんな何気ない日常の中に自社の生き残りのヒントがあると感じているこの頃です。

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山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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