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山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(やまねとしひで) / 税理士

税理士法人マネジメント/グランドリーム

コラム

わが社のコロナ対応指針

2021年9月11日

テーマ:つれづれ

コラムカテゴリ:ビジネス

昨日の朝こんな社内通知を出しました。
会社としてのコロナ対応です。
大切なことなので改めて周知徹底するためです。

【重要】
石川県の感染症まん延防止措置が9月末まで延長されることになりました。
そこで再度会社としての感染症対策について方針を伝えます。
① 体調不良(高熱に限らず倦怠感や味覚臭覚異常を含む)時の出社厳禁(ワクチン接種後は当日有給取得OKとします)
② 社内でのマスク、アルコール除菌、手洗い、室内換気絶対遵守
③ 社内での発声は極力慎む(電話も同様)
④ 事前監査の励行(関与先への訪問は90分以内厳守)
⑤ コロナワクチンの全員接種完了(10月末まで)※未接種者は訪問監査厳禁とします。
⑥ 2名を超える社内スタッフ同士での飲酒を伴う飲食厳禁 ※その他の飲食は石川県の基準に準拠します。

なぜみんながわかっている筈の対策を再度告知するのか?
それは人間は忘れる動物だからです。
なあなあ、まあまあが好きな動物だからです。
言われないことはOKと都合よく受け取る動物だからです。
だから何度でも方針を伝えるのです。
そしてもうひとつ「会社は公器」だからです。

会社にはたくさんの従業員がいます。その従業員の先にはたくさんのご家族があります。
会社にはたくさんのお取引先があります。そのお取引先にも従業員がいてご家族があります。
そして会社にはたくさんの利害関係者がいます、その利害関係者もまた同じようにたくさんの関りのある方がいます。
会社という器は自分の会社の都合をものさしにするのではなく
社会全体の一員であることをものさしとしなければなりません。
なので会社という公器の中では個人一人一人の不自由さや信条を越えなければならない責任が負わされています。

私達MCF部ループの中核企業は税理士事務所です。
税法という法律を遵守し国家の財政を支える大切な役割を担っていると自負しています。
だからこそ「公器としての企業」の在り方には細心の注意を払い続けたいと思っています。

ここまで誰もコロナに感染せずにやって来れました。
でも、どんなに対策をしていても自分自身も家族も同僚もお客様も感染の可能性があるのです。
コロナ収束の日まで
withコロナが根付くまで
何が何でも従業員を守りその家族を守り
取引先を守りその従業員、ご家族を守り
利害関係のある方々すべてを守り社会を守る
それが会社という公器に与えられた責務であると思っています。

この記事を書いたプロ

山根敏秀

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀(税理士法人マネジメント/グランドリーム)

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