無償の弊害??

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:つれづれ

タダはなんか得した気がします。
でもタダより怖いものはありません。

私はビジネス上で「タダ(無償)」はないと思っています。
というか、有ってはいけないと思っています。
でも世の中には戦略的に「タダ」を売り物にするケースがあります。

もう一度言います!
「タダほど怖いものはありません!」

例えばコロナワクチン
アメリカのファイザー社とモデルナ社は有料ワクチンです。
イギリスのア〇トラ〇ネカ、アメリカのジョ〇ソン&ジョ〇ソンは無料です。
中国のシ〇バックのワクチンは国家戦略として新興国や発展途上国へ無償提供されているようです。

その結果
前2社は副作用などの問題や効果が良好であるにもかかわらず
後3社は副作用や効果に問題があると報道されています。

なぜこのようなことが起こるのか?
中国企業は横に置いて
他の企業は「無償」であることに起因していると思っています。
無償の弊害とも思います。

経験上、ビジネス上で「無償」を謳うと甘えが出ると思っています。
安くすると甘えが出ると思っています。
「タダだから」「安くしたから」こんなもん(程度)で良いだろう!という甘えが
深層心理の中でフツフツと湧いてくるように思っています。

ビジネス上は絶対に有料です。
絶対に適正価格です。
暴利を貪ることも許されませんがタダで事を進めることも許されません。

責任を持った商品やサービスを提供し続けるためにも
「無償(タダ)」であることは避けたいものです。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

企業の資金繰りや黒字化経営に精通する税務のプロ

山根敏秀プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼