私と一緒に仕事をしましょう
この冬お歳暮を頂いた社長様からお電話を頂きました。
12月の初旬にズワイガニを5杯。。。
どうみてもウン万円はするお歳暮です。
本当に有難い気持ちでいっぱいで美味しく食させて頂きました。
ただ、例年ほど身の締まりがなく茹で加減も例年とは違ったように感じていました。
そんな私の心を読んだのか
今日の夕方携帯にお電話を頂き
「本当に食ったのか?何か感じなかったか?何万もしたがそれなりだったか?」
矢継ぎ早に訊かれました。
「社長のお気持ちは大変良く分かっているので美味しかったです。」と言う私に
「他にも贈ったがある人から『いつもと違っていた。ぬるっとした感じが有った』と言われた。
大切な人だから大枚叩いて良いものをと思って贈っているのに、
自分の思いじゃないものが送られているとしたらとんでもない、俺の気持ちがうまく伝わらなくなる。」
たいそうな剣幕でした。
「社長の思いは通じていますので美味しかったですよ。」そう私が言えばいうほど
「贈り主の気持ちはそんなもんじゃない!大切な人だからこそ美味しいものを食べて欲しいんだ!」
何度も繰り返されました。
数十分後に社長から再度電話が有りました。
「お店に話をしてお詫びの品を贈ることにしたからもう一度受け取って欲しい。
今後二度とこんなことが無い様に約束させた」と言って
ズワイガニを変更し今度はブリをまるごと一本贈ってくださるそうです。
贈って頂けることさえありがたいのに
その気持ちまで聞かせて頂いた今回の件
色々勉強になった一件でした。