言葉の取捨選択

山根敏秀

山根敏秀

テーマ:つれづれ

後ろ向き発言の典型、それは
「できない」「やったことがない」「わかりません」です。
経営改善の現場でこの言葉に遭遇するとガッカリさせられてしまいます。
それは、「私は経営改善なんか致しません!」というアピールだからです。



これを前向きにさせるには並大抵の努力では足りません。
手を変え品を変え何とか私の言葉に耳を傾けさせなければならないのです。

しかし、大枚を叩いて私ににコンサルティングを申し出ておられながら
その話がどんないかがわしいところであろうと
自分にとって都合の良い話だけ鵜呑みにして
自分にとって不都合な事は聞きたくないと言って耳を閉ざしてしまいます。

確かに自分にとって心地の良い言葉は、どんどん採用したくなるでしょう。

しかし、経営改善をしようと思ったならば
自分にとって心地良い言葉は悪であることを認識しなければなりません。
そして、自分の耳に、身体に、精神に負荷のかかる言葉こそ
今必要なものである事を認識する必要があります。

取捨選択
冷静に出来るようになりたいものですね。

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山根敏秀
専門家

山根敏秀(税理士)

税理士法人マネジメント/グランドリーム

数々の優良企業を含め税務・経営支援してきたからこそ分かる現場のノウハウが強み。枝葉でなく、本質的な経営改善策を指南しており、そのアドバイスを受けて危機を脱した多くの経営者から喜びの声が届いている。

山根敏秀プロは北陸放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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