税理士が顧問契約を解除する時
後ろ向き発言の典型、それは
「できない」「やったことがない」「わかりません」です。
経営改善の現場でこの言葉に遭遇するとガッカリさせられてしまいます。
それは、「私は経営改善なんか致しません!」というアピールだからです。
これを前向きにさせるには並大抵の努力では足りません。
手を変え品を変え何とか私の言葉に耳を傾けさせなければならないのです。
しかし、大枚を叩いて私ににコンサルティングを申し出ておられながら
その話がどんないかがわしいところであろうと
自分にとって都合の良い話だけ鵜呑みにして
自分にとって不都合な事は聞きたくないと言って耳を閉ざしてしまいます。
確かに自分にとって心地の良い言葉は、どんどん採用したくなるでしょう。
しかし、経営改善をしようと思ったならば
自分にとって心地良い言葉は悪であることを認識しなければなりません。
そして、自分の耳に、身体に、精神に負荷のかかる言葉こそ
今必要なものである事を認識する必要があります。
取捨選択
冷静に出来るようになりたいものですね。