税理士が顧問契約を解除する時
明日の資金繰りができない!
そんな経営状態で3年後の自社の姿を思い浮かべてくださいといわれると
嫌な顔になってしまう・・・。
誰でもそうでしょう。
明日のことが分からないのに3年後や5年後の事が分かるはずも無い!
嫌な顔になるのも当たり前です。
それでもそんな経営状態であっても思い巡らせないといけないのが
3年後、5年後の自社の姿です。
経営理念や社是、社訓を作るときには5年、10年、15年後の
自社を想像してくださいという私ですが
資金繰りでは短期の対応が必要です。
今を見る経営は出た所勝負の経営の仕方です。
したがって、余裕などありません。
余裕が無いがゆえに仕事に追いかけられる毎日で
もしも仕事が切れようものなら何をして良いかすら分からなくなってしまう。
未来を見る経営は、未来の自社の姿を思い描きながら
今何をすべきかを考え経営する方法です。
したがって、目先の仕事に振り回されるのではなく
本当に今すべき仕事が見えてきます。
過去に何度も『今日食べられないんだ!どうすれば良い?』と詰め寄られました。
答えはひとつです。
まずは、今日は空腹のままで仕事をし続けてください。
不眠不休で明日の仕事も片付けてください。
そして、未来のために本来すべきことを始めてください。
自分の未来です。
自分で切り開くしかありませんものね。