私と一緒に仕事をしましょう
皇后美智子様の子育てのエピソードを紹介しましょう。
「親心は待つ心」であるということです。
徳仁皇太子や秋篠宮親王、黒田清子さんをお育てになられた時のエピソードに
幼稚園に行く時、子供たちが着替えが出来るまで
あの優しい目でその着替える姿を見守り続けられたというものです。
我々(私だけ?)、俗世間の人間は
「まだ出来ないのっ!? 早くしなさい!」
この言葉をついつい子供に投掛けてしまいます。
そして、待ちきれなくて手伝ってします。
そこに、子が親の愛情を感じることも無ければ
ましてや出来なければやってくれるのだという依存心を植えつけてしまっています。
そんなことをしていながら「本当にうちの子には手を焼いてしまう・・・。」なんて事を
子供の目の前で、他のお母さんに愚痴っていたりします。
我々経営者もある意味親的な側面を持っています。
従業員という子を育てそして社会のお役に立てる人財にしなければいけません。
しかも、給料を払いながらです。
勿論、仕事をして貰っているから給料を払うのですが
特に入社後最初の数年間は、会社の業績に貢献するどころか
会社の重荷になったりすることさえあります。
経営者にとっては忍耐の必要なところです。
親心は待つ心
いつしか従業員が会社の業績に貢献してくれることを信じながら
出来るまで待つ。
そんな気の長さも持ち合わせたいものだと思います。