税理士が顧問契約を解除する時
背広の襟が立っていることをそっと教えない罪があります。
ズボンのチャックが下りているのに教えない罪があります。
食事の後に口元に青海苔がついていることを教えない罪があります。
なぜか日本人には他人の欠点を指摘しない悪い癖があります。
襟が立ったまま何人もの人と会う度に
「襟が立っている」と思われているのに知らん振りをしている。
ズボンのチャックが下りたまま、何人もの人と会う度に
「チャックが下りている」と思われているのに知らん振りをしている。
日本人の優しさは人を殺す優しさです。
本当にその人のことを思えば
例え嫌われてもかまわない
欠点は欠点として教えてあげなければいけません。
もちろん、言い回しは工夫しなければいけません。
言い方が分からなかったら
「ごめんなさい。良い言い回しを知らなくて・・・。」と言えば良いのです。
それなのに、自分が嫌な奴と思われたくなくて
あえてその人に恥を掻かせてしまう。
子供の世界の虐めも同じことです。
虐められているのに助けない罪があります。
周りの人が言わないから自分も言わないというのは
あまりにも優しさがありません。
自分の目の前の人が
もっともっと周りから良く思われる人になって貰うために
一言言える自分でいたいものです。
他人に苦言が言えないのは
単なる利己主義者です。
本当の意味での優しさを見せ
物言わぬ罪を起こさないでいたいと思います。
誰にも相談できない企業の悩みは 税理士法人 泉が丘会計センター