『みどりのゆび』
今年の近畿地方の梅雨期は、気象庁によると、6月9日から27日までの18日間。
遅い梅雨入りで、かなり早い梅雨明けだったようです。
梅雨期の雨の恵みは、農業用、米づくりのための大切な水の蓄えになります。
実際の雨の蓄えは、どれほど頂けたでしょうか。
兵庫県の播磨地域は、ため池が大変多い地域ですが
先日通りがかりに見ると、池の水位が下がっているように見えました。
今年の、農業用水は確保出来るでしょうか。
わたし達は日常生活の中で、蛇口を開くと水がでる。
それが当たり前の生活になっているので、有難さを忘れがちです。
古来「幸福」は「さちをめぐむ」とよみ
「矢の霊力によってもたらされた食物を、命をつなぐ糧として、神より賜う」
という事を意味していたそうです。
日々の水・食料の心配をしないでよいことが、「幸福」の原点にあります。
わたし達は命を繋ぐための「後天の精」が、今は必須だからです。
また、江戸時代の「幸福」の基本は、
【万福和合(まんぷくわごう)】
(「よろずのふくは、わごうよりしょうず。」とも読みます。)
すべての幸福は、男女の仲が睦まじいことから始まる・・・ということです。
わたしたちの社会を構成している、それぞれの家庭、家族。
その一つ一つの家族が幸せであってこそ、社会が幸せなのです。
あなたにとっての幸福は何ですか?
明日、7月7日は、七夕。
そして、占星学的には天王星に大きな動きのある日だそうです。
ご自身の内に問い、
これからの指針を見つける機会にされるのもよいとおもいます。
「人生は美しい(2017-12-27)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2862497/
「精(2010-07-21)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2811475
*これらは、古代の叡智として伝承された神道系『播磨陰陽道』の教えを含んでいます。
直伝で学んだことと、講座テキスト(非売品)を出典としています。



