冬の過ごし方
きょう5月21日は、二十四節気は8番目の「小満(しょうまん)」です。
立夏より少し季節が充満し、夏の気配が色濃くなって来ました。
この節気は、生き物たちが変化をはじめる時。
気象用語では『生物季節測定』として、動植物の鳴き始めや開花などが発表されていますが、
それらの発表が相次ぐでしょう。
それは動植物の活動が、気象の変化と密接に関連していることを示しています。
私たち人間もそのような視点で生きれば、異なった生活の仕方が見えて来るのかも知れません。
この頃から、「大暑」に向けての養生が重要になります。
【未病を先に防ぐ】取り組みです。
早寝早起きの、睡眠養生も大切です。
朝の陽気を取り込む為に、朝早く起きて外の空気に触れ、新陳代謝を促進しましょう。
SNSなどを見ていてついつい就寝時間が遅くなりがちな昨今、
早めの就寝のために、目標時間を定めるのも役立つかもしれません。
この頃のこころの養生は、花が咲くような心持でいるとよいでしょう。
花咲くように、外に向かってこころを開いて下さい。
自然が変化していく様子に興味を向けます。
街中では街路樹や、花屋さんが手がけているものなども助けてくれます。
自然界と心を調和させることで、意識が外に向かいやすくなり、
体の中の循環がよくなっていきます。



