神戸大空襲
きょうは、春分の日。春の彼岸の中日です。
(ことしの彼岸は、3月17日~23日)
八つの節気のうち、二分(にぶん)である「春分」と「秋分」は
昼と夜の長さがほぼ同じで、陰陽のバランスのとれている時でもあります。
お彼岸のお供え物とえば、「おはぎ」。
ずっと気になってきたのが、「おはぎ」の呼び名。
この辺りのスーパーのチラシは、「おはぎ」で売り出されます。
きなこと餡(あん)の二種類があります。
餡は、粒あんとこしあん、どちらでしょうか?
「おはぎ」と、「ぼたもち」と「あんころもち」はどう違うのだろう?
「彼岸団子」というのもある。
きょう、幾つか「おはぎ」と「ぼたもち」についての記事を見かけました。
それらによると、
春のお彼岸は、「ぼたもち」 →牡丹の花の咲く春。
秋のお彼岸は、「おはぎ」 →萩の花の咲く秋。
と、呼ばれるとありました。
地方によっても異なるように思います。
あなたの育った土地では、どう呼ばれていましたか?
和菓子には、季節を感じる要素もあります。
このところ毎回取り上げていて気が引けますが・・・
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の一世代目『安子』は、
和菓子屋の長女の設定のため、人生の節目や季節ごとの和菓子が登場します。
世代をわたるのは、粒あんでした。【特製おはぎ】後にそれは、、、。
まず、子どもの誕生を祝う「紅白饅頭」が登場しました。
月日が移り5月、子どもの成長を祝う「柏餅」
6月30日の夏越祓(なごしのはらえ)の、「水無月(みなづき)」
夏休みのシーンでは、「わらび餅」「水ようかん」
秋になって、十五夜・彼岸花、「月見だんご」
コスモス・ススキ・・・
小豆の収穫時期には、採れたて小豆で、祖母の「お汁粉」
そしてお正月、町内皆で、「餅つき」。
店内の張り紙には、他に
「あんころ餅」「草餅」「大福」「どら焼き」「だんご」
「もなか」「栗饅頭」「安倍川餅」
がみえていました。
これら張り紙は、後々少なくなり、
やがて店頭は、白い「だんご」だけになり、
それもやがて作れなくなくなっていきました。
季節や行事と共にある、和菓子たち。
思い出の食べ物はありますか?
わたしは、母が作ってくれていた、きな粉のおはぎを思い出しました。
そして、水ようかんも。
お彼岸の期間中は、ご先祖様を近くに感じられるとき。
お墓参りに行けなくても、思い出すことで、近くに感じます。
「こころの毒(2018-3-21)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2863773/
「春分の節気(2013-3-20)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2835419/
『食医(2010-09-29)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/13472
「予防の更に向うにあるもの~七十二候から~(2013-02-28)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/34861/
コラム一覧 :HEAL THE WORLD
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=464
コラム一覧 :The Sence of Wonder
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=1100
コラム一覧 :こころとからだの養生法
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=164