自分に触れてみましよう。
不調になった時、それが、
肉体(ボディ)の問題なのか、
心(マインド)の問題なのか
あるいは、
より深い部分(スピリット)の問題なのか
それらを配慮する必要があります。
例えば、肉体の不具合の場合は
骨折のときは、外科に行きます。
風邪のときには、内科に行きます。
なんとなく不調で迷うときは、総合病院に行くかもしれません。
肉体の不調が、心に起因するときは
その心の負荷を取り除かないと、肉体の不調は続きます。
肉体も心も良好なのに、活力が弱ることがあります。
それは、この夏のような猛暑の季節によるかもしれないし
加齢によるものかもしれません。
あるいは、深い喪失から来るものかもしれません。
時の経過がそれを軽くしてくれることもあれば
逆に、深まっていくこともあります。
自分でも気づくこと無く、
こころの深い所に潜んでいることもあるかもしれません。
不調として顕われてきて、日常生活に不具合が生じてきたら
そのレベルにあったところで、対処する必要があります。
しかしまた、もう一つの見方もあります。
急を要する症状として顕われているときは、まずそれに対応しなければなりません。
今がとても辛くて、今日明日も越えられないようなときには
その根本原因にゆっくり取り組んでいる場合ではありません。
そのバランスを知り使いわけるのが、重要です。
そんなこと、当たり前・・・と思うかもしれません。
文字で・言葉で言うのは簡単だけれど
現実の生身のヒトとしては、これらは当たり前には出来ないことが
多いのです。
それらの変化に気づけるためにも
自分自身の、身の回りにいる人たちの
ベースの状態を知っておくことは、とても大切になります。
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