書くことは約束。
きょうは十月十日、葉月四日。
10月10日は、かつては体育の日でした。
二十四節気 寒露(かんろ)の頃は、一年の中でも運動に適している時です。
ハッピーマンデー制度が適応され、今は第2月曜日が体育の日となり、
国民の祝日の意味が失われ、休日となりました。
体育の日は、1964年(昭和39年)10月10日
東京オリンピックの開会式が行われた事から、制定されていました。
2020年の東京オリンピック以降は、名称変更されるそうです。
今年の関西は、度重なる台風の襲来で暴風大雨、
その後は暑さが戻ることも多くあり、季節感もあいまいな感じがしました。
そんな中でも、気づくと落葉樹は葉を落とし始めています。
近くに寄ると、風雨にさらされた葉はたいそう傷んでいるのでした。
先週末の6日、台風25号が東シナ海を北上していた朝、
私は、熊本行きを躊躇していました。
博多小倉間で新幹線が、運転見合わせ・再開を繰り返していたからです。
とりあえず新神戸駅まで行ってから判断しようと出かけました。
駅に着いてみると、博多方面は平常運行していました。
結果的には、2時間以上遅れて着きましたが
イベントには間に合いました。
行けるところまで行ってみようと動けた訳がありました。
それは6月、台風の影響でJR在来線が計画運転で止まっていた日のことです。
その日は夕方から東京で予定がありました。
運転取り止めの影響で、道路も大渋滞になっていました。
かろうじて動き始めた私鉄も入場制限がかかっている状態でした。
新幹線は動いているのに、駅にたどり着けない。
経路を調べているうちに諦めてしまいました。
最寄りの在来線が運転を再開したのは14時頃でした。
しかし、行けたのではないか
せめて、駅まで行って間に合わないことを納得すればよかった
という思いが残ったのです。
「やらずに後悔するより やって後悔する方がよい」
それは常々、師から言われていたことでした。
これは、人生の選択においても同じことです。
例えば、負けると判っていても挑戦するのか
負けるなら、初めから挑戦しないのか?
結果をすべてとするのか、
過程を糧とするのか。
挑戦しても、実らないこともあります。
それでも、そのことから
具体的な答えを得ることが出来るのです。
次に進むことが出来るようになるのです。