予防の更に向うにあるもの ~七十二候から~
きょうは平成三十年一月二十五日、
旧暦では師走九日です。
二十四節気では「大寒」。
七十二候は71候「大寒 次候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」。
沢に氷が厚く張りつめる頃となりました。
記録に残る最低気温は、この頃に観測されています。
『小寒の氷大寒に解く』という諺は
「大寒の方が小寒よりも温かく、物事が必ずしも順序通りいかないこと。」
をいいますが、
今年は二十日の大寒後、月曜日(一月二十二日)から
全国的に数年に一度の、非常に強くて厳しい寒気が到来しています。
全国で強風が吹き荒れ、
日本海側や関東・東北地方に大雪・猛吹雪への厳重警戒勧告がされています。
そんななか一月二三日、草津白根山(群馬と長野県境)が噴火しました。
同日、フィリピン・マヨン山(ルソン富士)も噴火し、噴煙は1万メートルに達したそうです。
最近、自然の節目の時には、雨が降ったり、強風が吹いたりしていました。
いま、節分・立春を前にしたこの冬の土用の期間に
大雪(水)と、噴火(火)の、厳しい自然現象が起こっています。
自然・気候の乱れは、人の心身にも影響を及ぼします。
また自然の一部である、私たち人のこころ・行ないも
自然に影響を及ぼすのです。
ニュースの、『気象・災害』のカテゴリーに連日厳しいニュースが多いですが
『政治』・『社会』のカテゴリーのニュースも、大荒れしています。
昨日は平昌冬季五輪 日本代表選手団の団結式がありました。
5色の輪が繋がる、「オリンピック・シンボル」には
『全世界の人たちが平和の精神のもと、スポーツで手をつなぎ合おう』
という意味が込められています。
*「オリンピック総合情報NEWS」より引用
立春後の二月九日開幕の冬季五輪が、
全世界の人・大自然に祝福された、【平和と調和の祭典】になりますように。
まずは、一人ひとりが
自然に敬意をもって、毎日を丁寧に過ごしましょう。
順序通り・・・冬の次には、必ず春がきます。
いま・・・
静けさを感じで外を見たら、雪が降り始めていました。
黒い雪雲の下に、海が神々しく光っています。
「大寒(2018-01-20 )」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/24876/
「ひとり一人の素晴らしい今日へ。(2015-12-31)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/54824/
「冬の過ごし方(2009-11-07)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/4563/
コラム一覧 :The Sence of Wonder
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コラム一覧 :HEAL THE WORLD
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コラム一覧 :人生の目覚め
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