書くことは約束。
きょう11月1日は 二十四節気では 霜降(そうこう)。
七十二候は53候「霜降 次候 霎時降(こさめときどきふる)」の時節になります。
ちらほら、紅葉しはじめて美しいです。
人工的なものに囲まれていることの多い日々ですが
折に触れわずかでも花鳥風月に目をとめ、こころを休めることは
とても大切です。
今夜の空に見えるのは、十三夜の月です。
中秋の名月は、十五夜の月を愛でますが
「後の月」の月見は、十三夜の月を愛でます。
十五夜を愛でる、中秋の名月は中国伝来の風習ですが
十三夜を愛でるのは、日本ならではの風習だそうです。
十五夜と満月は必ずしも一致しませんが
満ちた月は、極。
あとは欠けていきます。
満ちてしまう前の、間を残して月を愛でるのは
日本人ならではの、美意識のように感じます。
中秋の名月を愛でた方は
必ず「後の月」の十三夜の月も愛でるのが、習わしとされています。
片方だけでは「片見月」といわれ嫌われるそうです。
古来、音の同じものは同じという考えがありますので、その想起でしょうか。
『観月祭』が催されているところもあります。
是非、今夜の月も楽しんで見上げてください。
「十三夜に曇りなし」と言われます。
お住まいのところの月はきれいに輝いていますか?
月の光も、誰のもとにも分け隔てなく届いています。
わが町の月は、澄んだ空にとても美しく輝いています。
『3歳までの子どもに月を見せてはならない』
という、言い伝えがあります。
夜風も冷たくなっていることもありますので、用心ください。
『 イメージする力(2012-10-01)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/30932/
「予防の更に向うにあるもの~七十二候から~ (2013-02-28)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/34861/
コラム一覧 :The Sence of Wonder
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=1100
コラム一覧 :HEAL THE WORLD
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=464