夏の過ごし方 1
白露の節気となりました。
七十二候は43候「白露 初候 草露白(くさのつゆしろし)」です。
草に宿る露が、涙になりませんようにと・・・祈るばかりです。
昨日の昼間の雷雨で、すっきりした感じがあったのですが
きょうは、何だか火の前に居るような感じの暑さを感じます。
昨日の「太陽フレア(太陽表面で大規模な爆発現象)」のガスが
今日8日のPM3時~9日0時ごろに到達して、
電子機器などに影響が出る可能性があるそうです。
そして、今後1週間程度は大きなフレアが起こる可能性があり、注意が必要だそうです。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-00000071-asahi-sci
白露の頃の、人の精神の養生法は
意志を外に向かって出すのではなく、こころを静かで安らかに保つことです。
澄明になってくる、秋の空気をしっかりと取り込み
肺の養生に努めましょう。
秋の憂鬱感で気持ちが落ち込みがちになるときは
好きなものを食べて、気持ちを支えましょう。
愉快なこと、笑うことに意識を向けることも
気配がよどんでいるときには、必要になります。
【笑こと】は、祓いの一つでもあります。
「笑いの力(2011-03-23)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18377/
【笑い】の力については、ノーマン・カズンズ(米/ジャーナリスト)が、
関節の病気(膠原病)の痛みが
「10分間腹をかかえて笑うと、少なくとも2時間は痛みを感ぜずに眠れるという効き目があった」
『笑いと治癒力』(松田銑訳 現代岩波文庫)
と著したのが始まりでしょうか。
【笑い】の効果については、様々なことが紹介されます。
・ナチュラルキラー細胞(自然免疫の主要因子として働く細胞)が増加する。
・α波(癒し・リラックス)β波(精神活動・集中)の両方が発生する。
・脳内の血流量の増加
・β-エンドルフィン(脳内ホルモン)の増加。
β-エンドルフィンは、脳内モルヒネともいわれ、痛みを軽減します。
また、気分がよくなる快楽物質でもあります。
大泣きすることでも、分泌されます。
「秋の過ごし方(2010-08-07) 」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9266/
「秋の養生~悲しみ・憂いに注意~(2012-08-12)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/29560/
「睡眠養生(2013-08-24 )」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/39094/
『七情〈しちじょう〉(2011-02-10)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/17194/
『祈り(2017-08-07)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/61963/
コラム一覧 :HEAL THE WORLD
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=464