流れる星は生きている 1
処暑とは、暑さが潜まり隠れるという意味ですが
まだまだ肌を焼く日差しが照りつけます。
日照り続きのときは、雨による大いなるクールダウンが無いと
コンクリート造りの建物やアスファルトなどが、
焼かれて蓄熱し、冷めません。
お散歩中の犬たちも、熱いだろうな・・・と
ちょっとベランダに素足で出てしまったときの熱さに感じます。
人も動物たちも、まだ暑さ渇き対策が必要です。
秋は乾燥の季節ですから、充分な水分補給を心がけましょう。
店頭に並び始めた梨は、体を潤すのにぴったりです。
最近は個人でも手軽に、動画を投稿することが可能になって
とても癒やされるものから、つらい思いになるものまで
様々な動画を目にします。
ある動画では、保護された犬が
しっぽを後ろ足の間に挟み込みながら、激しく吠えたてていました。
保護主が、近寄ると後ずさりしながらさらに吠えるのですが・・・
撫でてあげると、吠えるのをやめてすり寄り
涙を流していました。
犬も人も
その身に、直接・間接に虐げられ続けると
自分を守るために、周りを威嚇するようになります。
まず、大丈夫だよという安心感・安全感が必要です。
基本的信頼感は、生きていくうえでの土台になります。
かつて知人が保護犬を飼うにあたって、
指導された色々なことを 教えてくれたことがありました。
【虐待等で、傷ついたり人間不信になっている犬に
たっぷりと愛情を与えて、愛情を教えること】
それを教えるために
しっかりと抱きしめてあげることを学ばれたそうです。
触れるのは、とても大切な関わり行動です。
また一方で、相手との適切な距離というのもあるので、
上手く関われるようになるには、試行錯誤が必要です。
【基本的信頼】 と 【不信】
「自分の周りには、自分のことを大切に扱ってくれる人がいる」 = 信頼
「自分の周りは、自分に敵対的な人で満ちている」 = 不信
この基本的信頼と不信は、生涯にわたり人格の根底を支えます。
そして
このをバランスよく獲得した時に手に入れるギフトは、
『希望(hope)』 です!
秋は、触れるということと関係の深い季節でもあります。
直接触れるということだけでなく
そこには、
美しいものに触れるということも含まれているのです。
美しい風景に触れる
美しいこころに触れる。
わたしたちの住むこの地球の美しさが
不信感を信頼感に変えてくれるでしょうか。
蓄熱した厚いコンクリートの建物は
クールダウンが無いと、熱い、暑い、、、ままです。
フナブ・ク(マヤの陰陽の印)
『保護犬~基本的信頼感~(2012-10-09 )』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/31228/
『基本的信頼VS不信〈エリクソン発達理論・乳児期〉(2010-08-06)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/11994
『ストローク〈存在認知〉(2010-11-16)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14807
『「愛の反対は、無関心」(2010-12-11)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/15512
「命はおなじ(2012-12-20)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/33207/
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