『みどりのゆび』
昨日は、72回目の広島原爆忌。
黙祷のとき 鐘の音が例年にも増して澄んでいるように感じました。
どうぞ その平和を希求する祈りの響きが、世界を包んでくれますように。
平和祈念式典での、松井一実市長『広島平和宣言』の文言は
今の世情のためか、一直線にこころに入ってきました。
「・・このような地獄は、決して過去のものではありません。
核兵器が存在し、その使用をほのめかす為政者がいる限り、
いつ何時、遭遇するかもしれないものであり、
むごたらしい目に遭うのは、あなたかもしれません。・・」
そう、わたしかもしれないのです。
当たり前の日常がきょうも、あすもあさっても
ずっと続きますように。
昨日は、白鳥哲監督の映画 『祈り』 を観る機会をいただきました。
上映後 映画に出演されていた
村上和雄先生(筑波大学名誉教授)の講演もありました。
村上先生は分子生物学者であり、祈りの遺伝子の研究もされています。
現在は、吉本興業の協力のもと 笑いと遺伝子の研究もされているそうです。
命の発生のとき、38億年の生物の歴史を辿るのだと・・・。
だから、ご自身の年齢に38億歳を足してみてください
そうすれば
今の悩みは、小さく感じることが出来ますと話されました。
更に、全ての遺伝子暗号は、全ての生物は同じです。
そしてそのことは、138億年と言われる宇宙の発生とも繋がるのです。
38億年にさらに138億年も足してくださいと。
現在81歳の村上先生はご病気のご都合で、車いすでの登壇でした。
「確率100%というのは、稀有なことなのです。しかし確率100%のことがあります。
それは何だかわかりますか?
人は必ず死ぬということです。100%なのです。
これはすごいことなのです。」
「生きていることは、素晴らしい。」
そして
「日本人の精神性が、今 世界にとって必要なのです。」
と、結ばれました。
「命はおなじ(2012-12-20)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/33207/
「ありのままのあなたで。( 2017-07-27)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/61873/
『肉体という宝物。(2017-06-29 )』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/61639/
「 日常の美しさ(2017-03-11)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/60547/
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