見える世界と見えない世界

神戸大丸店で開催中の「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」を
見に行ってきました。（〜8/14まで）

夏休み期間中なので、子どもが多いのかと思いきや
同年代以上の方が多く来場されていました。



実は、4月の大阪会場に続いて2度目なのですが
水木しげるさんの世界観の中に居ると、大きなものに包まれている感じがして
会場を去りがたく、なかなか出口を通過できませんでした。

会場内は、見えないものたちの気配に満ちていて
一歩出ると、煌々とした見えるものの世界でした。

真昼の太陽のものとで火照った体を
月の光が鎮めてくれるように
この世界は陰陽両方でバランスされています。

いま、何があれば幸せですか？

会場内にいくつか貼ってあった水木さんの言葉から。
　　「自然の中に暮らし、木や虫や鳥と
　　同じように自然に感謝して暮らす生活が
　　人間本来の生活なのかもしれない
　　　　　　　　『娘に語るお父さんの戦記』より」
　　〈引用：図録「追悼 水木しげる　ゲゲゲの人生展」（朝日新聞社）〉

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