わたしはここにいる。
梅雨らしい天候のこの頃です。
21日の夏至を過ぎ
七十二候、29候「夏至 次候 菖蒲華(あやめはなさく)」ころへと移ってきました。
大雨や地震の速報が多いですが、影響はありませんか?
6月は、心身の乱れにも注意が必要です。
人も、自然の一部。相互に作用します。
市川海老蔵さんのブログを読みながら
かけがえのない人を亡くされたこころの慟哭に、胸が痛みます。
とてもお辛いでしょうが、書いて外に出されることで
バランスを保てることもあります。
私事ですが、
父が亡くなった時、急に時間が早送りになったように感じたことを
思い出しました。
前日まで自分で普通に歩いていた者も、一つの投薬で意識不明になります。
そのあとの約1か月の入院期間は、
今から思えば、疎遠になっていた者たちを集める時間でした。
院内感染で、誰も面会できませんと言われ数日後、急変。
誰も、最期の瞬間に立ち会えませんでした。
病院で触れた時の父はまだ温かかったけれど
あっという間に、人が来て袋のようなものに入れて連れて行ってしまいました。
後から思えば、入院している期間は
皆、治って帰ってくるとも思っていたし、、、普通の時間が流れていました。
けれども、息を引きっとった後、小さな箱になるまでの時間は
とても早く、あっけなく過ぎてしまいました。
今、肉体も魂も一緒に側にある方は
この時間を大切にされてください。
『喪失感 (2010-06-28)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10764
『喪失と悲しみの心理1(2011-03-17)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18244
『喪失と悲しみの心理2(2011-03-18)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18274
『喪失と悲しみの心理3(2011-03-20)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18291
グリーフケア1(2011-03-31)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18480
グリーフケア2(2011-04-03)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18583/
『痛みの種類と援助するという事(2011-03-24)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18413