わたしのことを覚えてくれている人

椎結子

椎結子

テーマ:コミュニケーション

秋のお彼岸が過ぎ、朝晩めっきり涼しくなってきました。
いかがお過ごしでしか?

厳しい暑さに長くさらされた身体は、自分で思っているより消耗しています。
季節の狭間の体調管理、羽織るものなどで上手になさってください。

自分の、「普通の状態」を把握しておくと、気づきの助けになります。

懐かしい方からの便りが届きました。
電話連絡先が不明になってしまい、残念に思っていた方でした。
早速連絡してみました。
お聞きすると、携帯電話が突然故障してしまい
近いところ数年間の連絡先が、消滅してしまったとのことでした。

携帯電話が普及してから、記憶している電話番号がほとんど無くなりました。
家族の携帯電話番号すら、うろ覚えです。
大切な・必須の電話番号は、かつてのように紙の電話番号帳が必要かもしれません。

電話が繋がり、何よりうれしかったことは
一顧客に過ぎなかったわたしのことを、さまざまに話したことや出来事などと共に
覚えてくださっていたことでした。

この世界に、わたしのことを
【知ってくれている】
【覚えてくれている】
そんな人がいてくださることは、とても有難いことです。

それは、当たり前のようで、当たり前ではない。
と、思っています。

思いがけず、話せるようでない方が、わたしのことを覚えてくださっていて
親しく話す機会が訪れることがあります。
そんな時、本当にその時間は宝物だと感じます。

とても嬉しい、有難い、と感じる出会いの機会に
感動の小さな種を、知らないうちに一つ、ひとつ、置いていて
それが、誰かの中で、小さな芽吹きになっているのかもしれません。

どこかで、
『世界中の人口から見たら、接点を持つだけでも、
0.000004%の確率です。』
と読んだことがあります。
親しく会話できるのは、更に確率が下がります。

残りの人生の方が短くなってきて
かつての人との出会いや、
今、出会っているひと達のことを
いとおしく感じるこの頃です。

どうぞ皆さまにも
よい出会いの、重なりがありますように。


「わたしはここにいる。(2015-5-19)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2851310/

「『幸せをつくれる人になる。』(2010-08-21)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/12368/

『わたしは何故ここにいるのか (2010-06-07)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10170/

『秋の養生~悲しみ・憂いに注意~(2012-08-12)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/29560/

「ストローク〈存在認知〉(2010-11-16)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14807/

「『愛の反対は、無関心』(2010-12-11)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/15512/


☆『Yu-cocoro office』ホームページはこちら↓☆
 http://yu-cocoro.com/

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椎結子(心理カウンセラー)

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ライフステージごとに経験する心理的・身体的・社会的な変化を踏まえて、相談者がより良い人生を歩んでいけるようサポート。メンタルだけでなく、生活養生の観点からもアドバイスします。

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