自分の足音を聞く
今日は、小正月。
一月一日(大正月)前後からずっと忙しかった女性も
ほっと一息つけるということで、女正月とも呼ばれてます。
(ひと息つかれましたでしょうか?)
小寒も末候(69候)「雉始雊(雄の雉が鳴き始める)」となりました。
寒さの底のとき、養生してお過ごしください。
新しい年になり、カレンダーや手帳を新しくされた方も多いと思います。
予定は記入されていますか?
私は毎年、予定を書き込むスペースの多いカレンダーを頂いて使っています。
今年は頂いた後、手帳には予定を書いていたのですが
カレンダーに書けないまま、真っ白のまま新年を迎えました。
たまには、真っ白なカレンダーで新年を迎えるのも新鮮で良いな・・・と
思っていました。
ところが、不思議なことに
予定が毎日次々とキャンセルになっていきました。
現場に行って、メンバーが揃っているにも関わらず、キャンセルになることも有りました。
このままではいけないと思い、急いでカレンダーにも予定を記入しました。
『紙に書く』という行為は、神との約束・・ということでもあります。
それは、日本語では音の同じものは同じもの・・と考えられてきたからです。
書き終わって、ある記事を読んでいると
聖路加国際病院 日野原重明名誉院長(102歳)のことが書いてありました。
99歳の時に、
10年先まで予定を書き込むことが出来る手帳を使い始められたそうです。
そしてその手帳の最終年の2020年に
『7月 東京オリンピック』 と書き込まれ
こうおっしゃったそうです
「この手帳に書く内容は、必ずやるという『神様との契約なのです』
必ず実現させるという、前向きなエネルギーがわいてくるのです」
日本語は、言葉に魂の宿った素晴らしい言葉です。
美しい言葉を使うように心がけ
今年も良い年を過ごせますようにと希っています。
*聖路加国際病院名誉院長 日野原重明さんが、本日2017年7月18日午前6時33分 心不全で亡くなられました。105歳でした。東京オリンピックを元気にご覧になられると、思っておりました。
次男の直明さんによりますと「数か月前まで『自分は東京オリンピックまで生きるんだ』といっていました」
「自宅自宅療養の間、私たち家族や知人らに『お世話になった。ありがとう』と感謝の言葉を述べていました。患者や本の読者の方々にも同じ思いだったのではないでしょうか」 (NHKニュースより。)
謹んでご冥福をお祈りいたします。
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「『~れない』と『~らない』(2012-01-15)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/24761/
「『~のおかげで』と『~のせいで』(2010-07-03)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10927/
感覚の鋭敏性 コラム一覧
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=1100
養生法 コラム一覧
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=164
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旧暦では、新年最初の「満月」の日がお正月のお祝いの日とされていました。
今日15日の夕方のぼってきた月は、「十五夜の月」です。
新月(今年は1月1日)から数えて15日目の「十五夜の月」と「満月」は
必ずしも同じにはならない・・・のだそうです。
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