ひまわり作戦 ~自然の持つ力・浄化1~
クーラーを消して一日過ごせるようになりました。
暑さが峠を越えて、後退し始める
処暑初候(40候)『綿柎開(わたのはなしべひらく)』です。
朝 見上げた空に、月が残っていました。
目の前をトンボが横切りることもふえました。
夜、虫の音に癒されています。
自然界は日暮れも早くなり、これからどんどん夜が長くなりますが
最近は、24時間表示でない世界もできました。
25時、26時という時間を見かけます。
秋でなくても、
夜はどんどん長くなっていくようです。
時差を越え、ネットが世界中を瞬時に繋げる時代になりました。
わたしが子どもの時は、家に電話が有りませんでした。
最初に家に電話がひかれたとき、近所の家との共同回線でした。
近所の家が使用中は、受話器を取ると同じように聞こえました。
よその話を聞かない。迷惑になる長話をしないのは暗黙の約束でした。
やがて、自分の家だけの電話になりました。
勿論一台で、玄関やリビングに置かれていた家庭がほとんどだったと思います。
友達と長話をしていて、後ろから「いつまでしゃべってる!」と怒鳴られると
ちゃんと両方に聞こえました。
電話代も高く、よその家で電話を借りたら
いくらか硬貨を置いて帰るのも、マナーでした。
自分の話を家族に聞かれたくない時は、
公衆電話にかけに行った経験のある方もいらっしゃるのでは?
それでも、かけたときに、相手の家族の誰が電話に出られるかは分かりません。
取次いでもらうための話し方や、かける時間等のマナーは自然と身についていきました。
電話を切るか切らないかに、
「その、ものの言い方を知らんのは、誰!」とか言われた経験とか
そもそも、お父さんが出て、
取次いでももらえなかった・・・という体験をお持ちの方もいらっしゃいますね。
やがて、コードレスの電話ができて
【便利な】子機付の電話もできました。
友達から電話がかかってきたら、
こどもは子機を持って、子ども部屋で話すようになり
何を話しているか分からなくなっていきました。
自分の部屋に持ち込み禁止の家庭もあったと思いますが・・・。
多種多様の電話の形態、機能を経て
(ポケベル・・という時代もありました。)
通信手段は、どんどんパーソナルなものになってきました。
生まれた時から、【便利な】携帯電話が有る時代になりました。
そのうえ、一人一台になりつつあります。
個室で使用していると、歯止めがかかりません。
携帯電話も、急速にスマートフォンが主流になって
ネット依存が、電話の世界と交わりました。
『ネット断食』という報道を見て
かつてネット依存についてファイルしていたものを
ひっぱり出してきて改めて読みました。
2004~2005年を中心にファイルしていた記事には
『ここ1~2年急速に増加』
『子育て現場での緊急の最重要課題』
『情報化は止まらない。モラル教育の充実急務』
とありました。
ネット世界の急速・急激な発展に
私たち大人や、社会の対応が追いついていない10年です。
言葉には
《口から出る言葉》 《心で思う言葉》 《体が表現する言葉》
の3つがあります。
電話やメールで伝わるのは、どの言葉なのでしょうか。
人間が主体性を持って、
それらの【便利な】道具を使いこなして行くために
先ず、各家庭で
今晩からでも、すぐ出来ることを考える必要があります。
「イメージする力(2012-10-01)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/30932/
「子どもの想像力を育む~読書のススメ~(2012-05-05) 」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/26729/
「人の噂も七五日【ネット社会の光と影1】(2010-09-15)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/13105
「盆踊り【ネット社会の光と影2】(2010-09-16) 」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/13120/
「疑心暗鬼【ネット社会の光と影3】(2011-02-07) 」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/17146/
「ひかり【ネット社会の光と影4】(2011-02-12)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/17354/
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