便利さのなかで失うもの 2
土用の丑の日です。
最近は、スーパーのチラシ情報がてっとり早いです。
今年は、「土用の『牛』」のチラシも多いですが・・・。
昨今は鰻の稚魚(シラスウナギ)の捕獲量が減り
相場も上昇しているということで、価格も自ずと上昇します。
稚魚の密漁も増加しているという報道に、こころが痛みます。
産まれた川に戻ってくるとも聞きますので
人間の勝手な都合で、そのうち戻ってくる個体が居なくなったりしないのでしょうか。
子どもの頃、鰻を食べた記憶は有りません。
あるのは、川に仕掛けた罠に一度運よく鰻がかかり、井戸端でさばいているのを見ている風景。
あとは、壁に貼ってあった何かの広報紙に
食べ合わせの悪いものとして「ウナギとスイカ」の絵が書いてありました。
食べ合わせが悪いと
食材の本来持っている効能が、一緒になることで低下・抑制、破壊することがあります。
あるいは消化に害を及ぼすこともあります。
【禁忌】とされる最も悪い食材の組み合わせもあります。
(実際には日常にほとんど見られません)
人と人においても、その組み合わせによっては
認識、認知、思考パターンの違い等により、本来の力が生かされないことがあるように思います。
どちらが悪いとかでないのに、
権力のコミュニケーション関係において低下・抑制、破壊する立場が生じます。
性格、性質的に「自分が悪かった・・」と解釈している場合も
潜在意識は「わたしは、悪くないのよ~~」と訴え続けていることがあります。
あるいは、通俗の善悪の基準とは関係なく
潜在意識は「それでもわたしは、間違っていない!!」と訴え続けていることだってあります。
その、自分自身の声を聴いてあげて
【あなたは、悪くない】と受け入れ、昇華させていく過程が必要です。
その自分自身を受容した先に
初めて瓦解し、本来の自分へと立ち直って行く道が開けて行きます。
そんな場合は、
様々な価値判断は、その先の行程なのだと感じます。
*様々なスキルアップの学びの中で、進化している技法に出会い
これらのことを、実感しています。*
「『受容する』ということ(2011-06-08)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/20412/
「『きく』ということ(2011-06-07)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/20383
「土用のうなぎ〜土用の時期の養生〜(2012-07-19)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/29024/
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