「震災復興と男女共同参画 フォーラム」

椎結子

椎結子

テーマ:女性として

昨日16日、兵庫県立男女共同参画センターで開催されたフォーラムに参加しました。

このフォーラムは、東日本大震災の被災地支援に向けて

16年前に大震災を経験した兵庫県の経験と教訓を、男女共同参画の視点から

「今」と「これから」をパネルディスカッションを通じて考えるものでした。

「震災復興と男女共同参画 フォーラム」

パネリストの方は、震災当時女性センター(現男女共同参画センター)で

女性問題カウンセラーをされていた方、情報アドバイザーをされていた方

震災後女性支援ネットワークを立ち上げられた方の3名。

コーディネーターは、清原桂子兵庫県理事(震災当時兵庫県女性センター所長)でした。


被災者でもあったパネリスト・コーディネーターの方々の初動の様子

震災後のセンター内の様子も話されました。


女性問題電話相談は、1月17日の震災から6日後の1月23日より

総合相談として再開されました。(2月末までは24時間)


相談内容は、日々変化していったということでした。

直後の生命の問題がやり場のない「怒り」へ、

それがだんだん「日々の生活」のことへと移り変わり

『みんなの震災』から『それぞれの震災』に。


しかしそれはまだ相談できるゆとりや、健康な人からの相談であり

最も大変な人や地域からの声は遅れる、あるいは届かないのでした。


潜在的な問題は、危機の時に一気に顕在化するということ。

大災害の後は必ず、女性への暴力が発生するため注意が必要なこと。

被災者は支援されるだけの者ではなく、情報発信者になり得、伝え合えるということ。

希望の無い状況が、人のエネルギーをそぐこと。


災害はきっかけであり、【普段やっていないことは危機の時に出来ない】こと。

【平時の活動が、災害への備え・地域の力になる】こと。


意志決定の場に女性を加えること。

企画・立案・指揮・命令の出来る女性が必要なこと。

など・・・

数多くのことが話されました。


また東日本の被災地を訪問され、現状を見聞きしてこられた中から

あがってきた現地の女性の声も報告されました。


『女性の視点からの災害支援1(2011-04-06)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18666

『女性の視点からの災害支援2 (2011-04-13)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/18887

『シンポジウム「性暴力被害者への法的・心理的支援」(2011-05-31)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/20139


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