喪失と悲しみの心理 2
今年の花粉の飛散量は、近畿では昨年の4〜10倍と予測されています。
(花粉なび 2010.9現在)
かつては春が一番好きな季節だったのですが
ある朝突然、花粉症になってからあまり楽しめなくなりました。
同じ条件の下に居ても、発症する人としない人がいます。
それは花粉症に限ったことではなく
インフルエンザや、食中毒のようなものでも同じです。
そしてまた、それはこころの問題でも同じです。
例えば同じ出来事を体験したり目撃しても、
一時的なトラウマ(心的外傷)反応があっても
〈これは正常な反応です〉
自然に回復する人もいれば
トラウマ関連疾患(PTSD、うつ状態、多動、反社会的行動など)になる場合もあります。
そしてまた、そこから回復する人もいれば
慢性化する方もいます。
その違いは何なのか?
それはそれぞれの人の持つ、こころの性格(心質?)によります。
そしてまたそれは何によるのか?を考える場合
その性格を作る基になった、
環境・遺伝・生育状況なども考慮する必要がある場合があります。
ひとつの症状が出てきた特に、しっかりアセスメントして
その原因を把握できることが大切なポイントにになります。
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