菱餅 (ひなまつり)

椎結子

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テーマ:こころとからだの養生法

今日は、雛祭りでしたが

今の家に越して来てから、お雛様を飾れなくなりました。

それでも、ちらし寿司と貝のお汁。

菱餅でお祝いしました。


貝のお汁は、蛤の潮汁にしようと買いに行ったのですが、

国産が欲しくて見ると、輸入ものの6倍近いお値段がついていて

長いこと売り場の前で悩んでいたのですが

どうしても買えず、国産の浅利を買ってお汁にしました。


調べてみると、『雛の貝(ひなのかい)』は

蛤、浅利、貽貝(いがい)などを調理して食べる・・・と説明してありました。

そんなに悩まなくても良かったのですね。


そして今年も菱餅を買いました。

菱餅

菱餅をひな祭りに供える風習は、インド仏典の逸話にならい

娘が無事に成長してほしいという願いが込められています。


菱餅の素材にもそれぞれ意味があります。

赤い餅(山ざしは)魔よけ。

白い餅(菱の実)は清浄。

緑の草餅(蓬)は邪気を祓い、疫病を除いてくれます。


また、菱餅の形(ひし形)は

悪鬼から守り、長寿を願う意味から菱の葉に似せた形です。

杏仁豆腐も、この形に切ってありますね。


様々な事情で、ひな祭りの出来ないこともあるでしょう。

それでも、子どもが健やかに育ってほしいという気持ちは同じだと思います。


そういえば・・・昨年のNHKの『ゲゲゲの女房』では

お雛様の絵をかいてお祝いする場面がありました。


旧暦でお祝いされる場合は、4月にもお祝いが出来ますね。

家庭の数だけ、様々なお祝いの形があるのだと思います。



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