【マズローの欲求の階層説】
対話型鑑賞法の目的の一つは
(児童生徒を対象とした、普及教育活動の場合)
【鑑賞の楽しさを引き出す】というところにあります。
作品の解釈は、基本的には正しい答えがないため
『どれもが正解』であり、自由に感じることが出来ます。
そのため、どの答えも肯定的に受け止めてもらえる喜びがあります。
この事で自己肯定感が高まります。
また、他の参加者の考えを聞いたり、共有することで
自分の意見が発展したり、多様な価値観を認めることもできるようになります。
あるいは、自分しか気付けない発見は大きな喜びをあたえ、
更なるきづきを促すことに繋がります。
そして、これらのために
作品を『よく見て』『考え』『言葉で表現』することで
国語力・表現力・集中力が高まり、コミュニケーション力もUPするということです。
更に【鑑賞】【制作】はどちらも多様性のある創造活動であり、
【生きる力】へと繋がって行くそうです。
(来年度から学習指導要綱で、同じ比率で扱われるようになります)
また、本物に出会うことで得るパワーを感じますが
説明して下さった学芸員の方が
「美術館は本物(実物)に直に出会うことができる身近な場所です。
美術館を自分の家のリビングのように活用して下さい。」
とおっしゃったことがとても印象的でした。
『対話型鑑賞法1(2011-01-13)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/16465
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