時代の歌を聞く

いよいよこの年も終りで

意図しなくても、過去の歌や映像に触れ

その時代に引き戻されます。


それと同時に、この年の

様々なことも思い出されます。


前に進み続けることも大切であるけれど

時に止まり休息することも


来た道を振り返り、検証する時間を持つことも

同じくらい、あるいはもっと大切だと思うようになってきました。


そして、日夜が繰り返すように

陽が当たる時間も、当たらない時間もあり

それはそのどちらかが良い悪いではなく


そのどちらもが、お互いを補い合う

必要なものであるとも分かるようになってきました。


陽は南中を目指し、昇りますが

その時が来れば、必ず下降を始めます。


その時に、どうあればいいのか？


陽が沈み、夜の底に沈みきれば

また夜明けを目指し昇り始めます。


厳しい年で、この大晦日に来て

夜が明けないと、

こころ塞がっておられる方もおられるでしょう。


出来れば、それぞれの時代の歌を思い起こしながら

希望を持って、新しい年の夜明けを待ってほしいと願います。





来たる年が

どうぞ良い年でありますように。



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