立春大吉
秋は収穫の季節ですね。
秋の行事で「いも掘り」に出かける方もあるでしょうか?
我が家でも観賞用のさつま芋が(笑)すくすく育っています。
旬の野菜を食べることは、その季節に必要なものを摂り入れることにもなります。
さつま芋は、薬膳の食材としては
味は『甘(かん)』性質は『平(へい)』に分類されます。
『甘(かん)』
からだの弱いところを補ったり、滋養強壮効果があります。
疲れ、痛み、緊張にも効果的です。
『平(へい)』
からだを冷やし過ぎず、温め過ぎず、穏やかな性質です。
体質を選ばないため、持続して摂取できます。
食物繊維を多く含むことから便秘予防になります。
この繊維が腸を動かしてくれるからですが、
腸だけではなく内臓全般を活性化する成分を含みます。
特に下腹部の内臓にによく効くので、女性にはお勧めです。
さつま芋は多糖類ですので、穏やかに血糖値を上げます。
多糖類の分解にはビタミンB1が必要ですが、
さつま芋には、ビタミンB1も含まれています。
糖尿病・高血圧にもおすすめです。
他にはビタミンCも多く含まれるので、
女性には更にうれしいですね。
『食べ物は“薬”(2010-10-20)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14030
『四食(2010-10-21)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/14090
〈中医学 43〉