秋から冬へ。
週初め、薬膳教室の授業で
先生オリジナルの薬膳ランチを頂きました。
『薬膳料理=中華料理』のイメージが強かったのですが
今回はフランス料理でした。
【医食同源】という言葉がありますが
この考えに基いて作られる料理は、みんな薬膳料理なのですね。
【医食同源】という言葉が示す通り
食べ物は“薬”なのです。
人の病気を治すのは薬ではなく日々の食事です。
中国では医師は上医・中医・下医に分けられていました。
上医は食べ物で治します。
薬も上薬・中薬・下薬に分類され
上薬は食べ物のことです。
今回の会場となった、レストラン「ル・クルー神戸」は
地元兵庫県の旬の食材を使っています。
旬のものを食べると、その季節に必要な力を与えてくれます。
その上、自分の住んでいるところでとれるものは
同じ環境で育っているので、体との馴染が良いのです。
『食医(2010-09-29)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/13472
〈中医学 41〉