卯月八日(うづきようか)
何十年か前、祖父が亡くなったとき、初盆の時に大きな蜻蛉が
じっと天井にとまっていました。
蜻蛉は亡くなった方の魂の乗り物、とどこかで聞いたことがあった私は
ずっと祖父が乗って帰って来た蜻蛉だと思って見上げていました。
不思議なことに本当にお盆が終わるとともにいなくなりました。
でも、翌年からはやってきませんでした。
精霊蜻蛉(=ウスバキトンボ)と呼ばれる蜻蛉もいるのですね。
まっくろくろすけが居るような家だったから来てくれたのでしょうか(笑)・・・?
マンションに住むようになってから
台所の神様も
くど(かまど)の神様も
トイレの神様も
なんかいらっしゃらない気がして
つい、ルーズになりがちです。
オートロックの
クーラーをかけて締め切った部屋には
なかなか、蜻蛉の入れる隙間ありません。
と こんなふうに、蜻蛉の話を書いていると・・・
バスに乗るときに、蜻蛉と一緒に乗り込むような出来事が起こりました!