【マズローの欲求の階層説】
6月11日に「だれがコントロールするの?」で書いたように
コミュニケーションのコントロールはそのグループの中の強いものがします
つまり、そのグループの方向性はその強いものが決めていくということになります。
どんなグループにしたいのか?そのためにはどのような配慮が必要なのか?
昨日6月13日の「人は生まれながら・・・・」の中にあるように
『X理論・Y理論』のどちらの視点を持つかによっても大きく変わってきます。
グループの中で、リーダーになる方の役割は重要ですね。
先日NHKテレビの『こころの遺伝子』で、ノーベル物理学賞を受賞された益川敏英教授が
名古屋大学の研究室時代のことを話された中で
指導教官であられた恩師坂田昌一教授は
研究室での議論をする際には、上下関係・区別は不要。
みんな平等とされ、「さん」づけて呼び合い、自由に議論する気風を作られていたと語られていました。
また泥だらけの靴で師の研究室を訪れ、話し終わって退室し、忘れものに気づいて戻ると
師はモップで床を拭かれていたと思い出を語られました。
人が人の中で育つためには
どんな人や環境と出会うかということが大切なのだと、改めて感じたエピソードでした。
『だれがコントロールするの?(2010-06-11)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10289
『人は生まれながら・・・(2010-06-13)』
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/10345