天癸 (てんき)
6月に入り、衣替えになりましたが半袖着られていますか?
わたしはまだ七分袖どまりです。朝夕がまだ少し寒い(笑)です。
今年の春はいつまでも寒く、雨も多かったですね。
暖かくなったとおもったら、暑かったり
でも翌日には冬の寒さだったりで、体調管理が大変でした。
咳をしている人が多かったです。
先日、薬草苑にお伺いした時に話を聞いてその訳がよくわかりました。
先月の16日の、金星と月齢2の三日月の大接近を見られた方いらっしゃいますか?
美しかったですよね ☆彡
実は、この金星と今年の春の天候は関係があったのです。
この金星のパワーが強いことで、春の本来の気候を押しやってしまいました。
金星の「金」は五行で考えると「秋」になります。
そのため「秋」の特性が前に出て、秋のような気配がして春がなくなりました。
西からの風が吹き、(乾)燥を運び
肺や大腸の症状も出やすくなりました。(咳や下痢などですね)
鼻がぐずぐずしたり(花粉症ではなく)もあったかも知れません。
お話を聞いてこのように五行の考えを捕らえるのかと、新しい視点が開け
様々に絡んだものが解けていくのを感じました。
キトラ古墳等に、天文図が描かれている理由もわかる気がしました。
それとともに、自然は繋がり影響し合っているのだと
改めて感じました。
まさに
すべては1つのまとまりであるという『整体観念』そのものですね。
〈中医学 8〉