便利さのなかで失うもの 2
数年前、土曜日朝の子供向け科学番組で
人が生まれてくる確率を体感する様子をみました。
人が生まれてくる確率は70兆分の1とか・・・。
運動場でスタート地点を出発した子どもたちは
障害物競争のような要領で進んで行きます、
関門の中で、生まれる候補生が続々と脱落していきました。
そして、やっと最後の最後にたどり着いたところで
運だめしのような2者択一がありました。
そこまで残るのは、本当に本当に大変なコースでしたので
そこで『×』になった時の虚しさと言ったらありませんでした。
けれども、今まさにここに存在しているわたしたちは
その熾烈な道のりを経て、運よく生まれてきた者なのですよね!
そして、そんな運よく生まれてきたことにつづく毎日は
楽しいことや嬉しいことばかりではありませんが
【自分の足で】一歩ずつ、歩んでいくのですね。
登れそうな気がしなかった山も、頑張って自分の足で登って行く
たまに、ロープウエイに乗ることもよいでしょう
しかし、自分の力で登り切ったとき見える風景が変わります。
せっかく生まれてきた命ですから
生きることを大切にしたいですね。