喪失と悲しみの心理 2
真っ白で、やわらかいこころを持って生まれてくる子ども
人間の子どもは、誰かに世話をしてもらわないと育つことはできません
縁あってめぐりあった家族の中で育っていきます
いくら個性や自由の時代だからといっても
何の指針もないまま、育っていくことはできません
家庭の中で、その家の形に育っていきます
でも、ずっと家の中だけで生活していくことはできません
様々な集団に触れ、自分の持っている形を変化させながら
自分の形になっていきます
大切なのは、好きにしていいよと真っ白な紙を渡さないこと
ある程度の下書きを書いておくことが必要です
えんぴつで書いておいてくださいね
そして書き換えたり
好きな色を塗る自由を確保しておいてください。
横につきっきりで、指示してはいけませんよ
任せつつ、たまには見に行ってくださいね
無くしてしまっていたり、切り刻んでいたら 助けが必要ですから・・・
くれぐれも書き換えのできない、精密な完成図を渡さないで下さいね。