書くことと　話すこと　【ジョハリの窓】

人はみな、知らないことは伝えることはできません。

自己を4つに分類する【ジョハリの窓】というモデルがあります。

4つの窓は、以下の通りです。
　Ⅰ．自分も他人も知っている自己　「開放の窓」
　Ⅱ．自分は知らないけれども、他人は知っている自己　「盲点の窓」
　Ⅲ．自分は知っているけれど、他人は知らない自己　「秘密の窓」
　Ⅳ．自分も他人も知らない自己　「未知の窓」

自分のことを他人に伝える場合、どの窓を開けば伝えることができるでしょうか？

あるいは、どの窓だったら開いて伝えてもいいですか？

知っているからと言って、すべて伝えられるとは限らないし
知っていると思っていたけれど、開いてみると空っぽだった・・・
ということもあるかもしれません。

自分のことを伝えるというのは容易なことではありません。
なぜなら、繰り返しますが、知らないことは伝えられないからです。

先ず、自分についてまとめましょう。

そのために、書くことをお勧めします。

思いつくまま、どんなことでも書いてみましょう。

具体的なことを書くとより分かりやすいでしょう。
これはⅠとⅢの自己ですね。

そして、これは自分で思っている自己です。

もっと違う自己を知るために　人と話しましょう

そこから違った見方や、知らなかった自分を発見することができるかもしれません。
これらはⅡとⅣの自己ですね。

それらの中から伝えることを選びましょう。

日頃から、出来るだけ　“否定形”ではなく“肯定形”で話したり考えたりしてみる
その繰り返しの中で開花してくるものもあるでしょう。

自己PR、
その前に、伝える自分を知りましょう。

そして、日々人と話すことを積み重ねましょう。



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