職員面談での注意点

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

※本日の記事は、どの業種の事業所でもご参考いただけます


この時期、職員面談をおこなう事業所も多いと思います。
その際、面談に取り上げる内容の中で、注意が必要なことがあります。


それは、面談で取り上げる期間から外れた期間の内容を取り上げないことです。


例えば、一昨年、職場で大きな失敗をしたことがあった場合、
面談者の頭の中には、そのことが記憶に残っています。

しかしながら、大きな失敗は一昨年のことであり、
面談で取り上げる期間のうちに起こったものではありません。

いつまでも過去の起こったことを面談で取り上げても、
職員の成長に結びつかなく、かえって萎縮するだけです。

人事評価制度の面談や評価の場合は、
必ずこのことを念頭に置く必要があります。


それ以外の職場の面談であっても、
あまり過去の失敗・過ちについて触れるのではなく、
それからどのように取り組んだのか、
現在取り組んで評価する内容について、
焦点を合わせて面談を行いましょう。



~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・職員との面談で、何を取り上げるのか?


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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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