介護職員には、すぐに手に入らないもの

山本勝之

山本勝之

テーマ:面談、人材育成・マナー

今の時代、スマホですぐに情報が手に入り、
コンビニでは、欲しいものが毎日手に入ります。

何でも、すぐに手に入る、身につくなどの風潮があるように思います。


介護職員が仕事上で発揮する技術や、利用者さんとの人間関係は、
すぐには手に入りません。

毎日少しづつの積み重ねで、経験や人間関係が豊かになっていくものです。


毎日少しづつで良いので、工夫をしてみる。

少しづつで良いので、介護の技術を上げていくことが、
後々技術を高めていくことにつながります。


そういった意味では、農業とよく似ているのかもしれません。

自分で少しづつ取り組むことで、大きな経験や高い技術、
豊かな人間関係につながるのです。



そのような視点で、研修や教育を行うことを
介護施設や事業所は、もちましょう。


人材不足の中、研修に出したのだから、
明日からすぐ使えるよね・・・。


すぐに使えるものもあれば、使えないものもあります。

すぐに何でも手に入るとは考えず、
じっくり時間をかけることも、考えてみましょう。






~こちらの記事も、続けてご参考ください~
ほかの介護施設・事業所と同じように流されない



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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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