介護職員には、褒めるのではなく、認めることを。

山本勝之

山本勝之

テーマ:コミュニケーション

優れた行いを行った場合、褒めることを行います。

「褒める」は、辞書には、
行いを評価してたたえるなどが意味として出ています。



褒めると、評価が入りますので、
主観的に、「すごい」や「よくやったね」という言葉が
多いと思いますが、人間関係ができていないと、
嫌味に聞こえる場合ああります。


一方、「認める」では、
行った事実を理解し、言葉に出しますので、
そこには、主観的な言葉だけでなく、
客観的な事実も合わせて述べるため、
嫌味に聞こえにくくなります。


例えば、「何度も行って、すごいね」(褒める)と
「5回も行って、すごいね」(認める)とでは、
5回という具体的な事実を付け加えていますので、
主観的な言葉が続いても、
説得力のある言葉になります。


部下や同僚の介護職員の行動をよく観察して、
褒めるのではなく、認めることを心がけましょう。






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※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。

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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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